トラックマンで出来ること
仙台プライベートゴルフスタジオAMSGOLF【アムズゴルフ】
トラックマンでは一体何ができるのか??
ゴルフの測定器は近年新しいモノが次々と発売されております。昔からあるユピテルさん(私も持っております)
当時は、ヘッドスピードを仲間達と競い。ヘッドスピードでは勝てないことが分かると、ゴルフは「ミート率だ!」なんて言いながらミート率を競い合ったりしましたね。
そしてガーミンさん。これ凄い優秀みたいですよ!!
弾道のイメージ表示や、アタックアングルやクラブパス、スピン量やスピン軸などを分かりやすく図で表示していて、ダウンブローやアッパーブロー、インサイドアウトやアウトサイドインなど、スイング軌道を把握することができる。こんなにコンパクトでこれだけの機能の揃った物が10万円切って買えるなんて、、、
これだけお求めやすく、弾道測定器が沢山売っているのにも関わらず、なぜAMSGOLF【アムズゴルフ】ではトラックマン4なのか??何が違うのか?何ができるのか??
まずは、トラックマンで計測できるデータをご覧ください
【クラブデータ】
Club Speed | クラブスピード(ヘッドスピード) |
Attack Angle | アタックアングル(入射角) |
Club Path | クラブパス(クラブ軌道) |
Dynamic Loft | ダイナミックロフト(インパクトロフト) |
Face Angle | フェイスアングル(フェイスの向き) |
Spin Loft | スピンロフト |
Face to Path | フェイストゥパス |
Swing Plane | スイングプレーン(プレーン傾斜角) |
Swing Direction | スイングディレクション(スイング方向) |
Low Point | ローポイント(最下点) |
Impact Offset | インパクトオフセット(打点位置) |
Impact Height | インパクトハイト(打点位置) |
Dynamic Lie | ダイナミックライ(インパクトライ角) |
【ボールデータ 打ち出し】
Ball Speed | ボールスピード |
Smash Factor | ミート率 |
Launch Angle | 打ち出し角 |
Launch Direction | 左右打出角 |
Spin Rate | スピン量 |
Spin Axis | スピン軸の傾き |
【ボールデータ 飛び】
Curve | カーブ |
Height | 最高到達点 |
Carry | キャリー |
Total | トータル(ランを含む飛距離) |
Side | サイド(左右の誤差) |
Side Total | サイドトータル |
Landing Angle | 着地角 |
From Pin | ピンから |
Target | ターゲット |
Hang Time | 滞空時間 |
Last Data | ラストデータ |
Score | スコア |
他に計測する項目がありますか?と言わんばかりの量ですね。
なぜAMSGOLF【アムズゴルフ】ではトラックマンなのか?
正直、クラブデータ、ボールデータはトラックマン(弾道測定器全般)を使わなくても、スイング映像と飛んでいるボールを見れば我々プロはわかります(感覚値)。だから上手い。だから上達が早かった。
でも、どうでしょう?私の場合、幼少期からゴルフをしていて「感覚的に理解している」だけであって、自分以外の他の誰にも伝わらないし、わかりません。
そこで、「感覚」を「データ化」して「情報」を得ることによって、誰にでも「感覚」を伝えることができる時代になりました。
注目するのがその「データ」です。エビデンスの信頼性。信憑性。
弾道測定器によってデータのバラつきがあります。トラックマンと同じ価格帯の某弾道測定器とトラックマンで比較すると、特にクラブパス(アウトサイドイン・インサイドアウトなどクラブヘッドの軌道)に大きな差があります。※AMSGOLFレッスンチャンネル【YouTube】にて比較動画アップ予定
ゴルフを上手くなろうとしたとき「バイオメカニクス」つまりは解剖学や運動力学、「どんなエネルギーを出しているのか?」「どこの筋肉を使っているのか」もっと平たく言えば、有名なプロゴルファーのスイングを「見本」にして練習しますよね。
その見本の「クラブデータ・ボールデータ」が測定器によってバラつきがある。それは大変困ります。しかし!!USPGAツアー、欧州PGAツアーや全英ゴルフ協会(R&A)でもトラックマンが公式計測器。
PGAツアーは、2022年からすべてのトーナメントに於いて、全選手、全ホールのショットをトラックマンで追跡している。つまり、「見本」と同じ物を使えば、弾道測定器によってのデータのバラつきが0になるということ。まずは、ここがスタートラインですよね。
しかし、使いやすいのか?わかりやすいのか?もちろんここも大切になってきます。
メインには飛球イメージが出ます。これはわかりやすいですよね。画面左#1~#8 過去の映像・データ共に見返せます。つまり、スイング改善前と改善後でスイング動画・データの違いが見られる
カタカナで色々書かれてもわからないですよね。トラックマンは立体的に情報を与えてくれます。
画面右はボールがどこに当たったか?そしてインパクトの瞬間のライ角。
画面左下は上から見た図です。クラブヘッドが目標線(グレーの線)に対してアウトサイドからなのかインサイド(クラブパス 青い線)からなのか?インパクトの瞬間フェースは開いているのか閉じているのか?この場合ー0.2度閉じていることになります(フェイスアングル 赤い線)。
画面左上は横から見た図です。グレーの線が地面。青い線が入射角(ダウンブローなのかアッパーブローなのか)そしてダイナミックロフト20.8度これはインパクトの瞬間ロフトが立っているのか寝ているのか?を表している数字です。
お客様からの評判も良く、もう「この映像ないと練習できない」なんてお客様もいらっしゃいます。
トラックマンはプロと比較できるようになっております。データ、スイング共に。同じトラックマンを使っての比較ですので、機械的な差異は生じません。
パトリック・カントレー選手との比較
スイング動画、データ共に比較可能です。
そして、自分の得意とすること。苦手とすること。トラックマンテストセンターで現在の強みと弱点を把握すること、改善の余地を見つけてくれます。これは本当に良いです。自分のことって自分が知っているようで、実は知らない。
そんなことで、実力をつけたら・・・いざ実践!!トラックマンのラウンドモードになります。
私自身、いろいろなシミュレーション機でラウンドをしてきましたが、映像も結果も最もリアルです。ほぼゴルフ場。ラウンドに行かない時や、初心者の方が実際コースに出る前に練習としても最適なモードです。
実はまだまだあります・・・トラックマンで出来ること。記事が長くなってしまったので今回はこの辺で。
このブログを見て「上手い人はいいけど・・・下手な私には・・・初めてゴルフをするけど、ここまでの性能は・・・」と思っている方いらっしゃるかと思います。はっきり言います。それは違います。
間違った知識や練習をいくら繰り返しても上手くなりません。その「間違った知識」や「間違った練習」というのは「バイオメカニクス」だけでなく「個性」を忘れている場合も含まれます。この辺の詳しいお話はAMSGOLF【アムズゴルフ】レッスンチャンネルでお話していきたいと思いますので割愛させて頂きますが、上手くない方ほど、スポーツが苦手な方ほど「感覚」だけに頼るのではなく、最も正確で最も信頼のおける「データ」に頼るべきです。
記事:篠田